実家の片付けをした時

昨年母親が亡くなり父が兄と同居することになったので 実家をどうするかと兄弟で考えることになりました。兄や私はすでに他県に家を購入していましたので 古い実家に住むという選択技はありませんでした。そこで実家を処分することにし 取りあえず兄弟で家の中を片付けることにしました。しかし我が実家も世間でよく言われているように あまりにたくさんの古い物で溢れ 一つ一つ見分して不用品回収に出すには いくら時間があっても足りない程で これは兄弟だけでやるのは不可能と感じました。まだ父は健在とはいえ認知症も患っていますので 物を仕分ける判断はできません。亡くなった母の形見の品物だけでも引き取ろうかと考えたのですが たとえ引き取ったところで それをどうするのか改めて考えると やはり処分した方が良いのではないかとも思いました。

そこで兄弟で相談した結果 家の家具その他全部まとめて香川不用品回収業者に託してしまうことにしたのです。傍から考えると 何だか冷たい子供たちのように思えますが そう決断する事によって 実家への想いもきっぱり断ち切れるように思ったからです。今は 父も兄のところで静かに暮らしています。私自身も それで良かったと今思っています。